50+1years 中悠紀
¥30,000
在庫25個
説明
僕は2017年に初めてキューバを訪れた。この年は革命家チェ・ゲバラがボリビア の地で戦死してから半世紀の時が経った時である。
その1年前にはフィデル・カストロが亡くなった。
フィデル・カストロが亡くなったニュースを日本で知った時、一つの時代が終 わったような気がした。
キューバ革命以降国交断絶状態にあったアメリカとの関係が少しずつ回復し始め、カストロ政権も終わる。
今変革の時にある彼の国を実際に訪れ感じたことは、漠然と抱いていたキューバ 像とは異なる点も少なくはなかった。
彼らは過去に生きているのではなく、今を懸命に生きていた。
変わらない国・時代などない。時間は常に進み続けている。
キューバを訪れて僕は一歩前に進んだ気がする。
時間とともに歩き続けることを止めてはいけない。
この国で見つけた道標をもとに、また別の場所へ旅を続けようと思う。
・素材 :ファインアートプリント
・サイズ:A4
・制作年度:2017年
【アーティスト】
中悠紀 Yuki Naka
世界の様々な都市の写真を通して“人間”を表現したいと思っています。