都市と人と満月 katekin

¥100,000

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説明

ドローイング部分はより細かく有機的な表現ができるように筆ペンを用いて描いています。

 

死にたい人もいれば、生きたい人もいて、離婚した人がいれば結婚した人がいて、小籠包を食べた人がいればチェリーパイを食べた人がいて、目が見えない人もいれば、音も聞こえない人もいて、酒に酔う人もいれば、月に酔う人もいて、色々な人がいて色々な感情が入り乱れてるわけで。

 

それでも自然物である月は何の感情も意志もなく、ただ都市を照らしてますね。

 

人は自然に意味や意思を与えたがります。

海が荒れたり大地が乾けば神が怒っている。

動物が変な行動すれば神のお告げ、神の化身だのと。

 

自然に意味と意思を与えたのが宗教の始まりなんですかね。

 

神を創り出したのは人間の心なので、人間こそが神なんだと私は思います。

 

でも宗教や自然に意味を与えるのは大事なことです。

心の拠り所ができますから。

 

神様、仏様、星に頼ったりお願いしたり懺悔したり。

 

日本の特に若い年代は宗教色が殆ど無いですよね。

日本らしいのは初詣と葬式くらいですかね。それも心からの信仰ではなくて形式としての信仰。

 

他国はもっと宗教という概念がはっきりしていて子供でもちゃんと神様という心の拠り所があるのに日本には無いんですね。

 

じゃあ何に頼るのか。

 

人じゃね?? じゃあ頼る人がいなければどうなるのかね…… 壊れちゃうかね。

 

まぁさしあたり月でも見るのもありだね。

 

・素材 :墨 顔料インク 筆ペン

・サイズ:額込みH44cm×W56cm

・作品重量:1.4kg

・制作年度:2018

 

 

【アーティスト】

Katekin

静岡県磐田市出身 在住

私の中の絶対的な「美」それは自然や動植物等の有機物であるため、日々多くの動植物と触れ合い、生死と身近な生活を送っている。

その生活の中で、人間では造りだせない美しい色彩を目にし、様々な「感情」を抱いて生きている。絵の描き方としては適当にペンを進めていくと、何かに見えてくるので何かに向かって着地させる。

その何かとはやはり、動植物を中心としたものだが、私の脳は外観だけではなく、骨、内臓、細胞そして「感情」まで表現したいようで、どうにも細かくなってしまう。

この脳は困ったもので、無意識の内に様々な情報をインプットするのが好きらしく

ちょっと油断すると、支離滅裂なアイデアや発想、ビジョンが泉のように溢れ出てくる。

だから私は脳にアウトプットの場を与えた。

それが私が「アートを行う理由」である

正直、この素晴らしく、そして困った脳の性質により生活で困る部分もあるし社会生活を行う中で出会う人々とのギャップも常に感じている。

しかし社会を生きていかなければならない。

だから社会という枠の中に何とか自分を適合させ生きている。

窮屈な枠の中の自分ではなく、本来の自分が生きる場所も自分に与えなければならない。

それが私が「アートを行わなければならない理由」である。

最後に、

人間も動物である。だから私は人間を愛したいのだが私の脳はどうにも愛せないらしい。

人間が見える世界、人間が感じる世界、それがこの世のすべてだと思っている人間の強欲、傲慢ゆえか。

そんな私も人間である。

What do I consider to be absolute “beauty?” I believe it to be something natural, something organic, like plants and animals. And so, each day, I come into contact with many such flora and fauna, witnessing their lives and deaths up close.

In the course of such a life, I bear witness to beautiful colors impossible for humans to create, and embrace a variety of diverse “emotions.”

 

My style of drawing is to randomly move my pen around, and as I do so, something comes into focus, and that goal is where I progress towards finishing.

This “something” that I speak of is primarily plant and animal in nature. However, my brain seems to want to express not only the exterior of such organisms, but their bones, internal organs, cells, and even their “emotions,” and thus, my work becomes ever more intricate and detailed.

 

The problem with my brain is that it appears to prefer unconsciously inputting a wide variety of information, and so, if I let my guard down too much, a flood of disconnected ideas, thoughts, and visions can come rushing forth like an overflowing spring.

 

And so, I decided to grant my brain a place to harvest its output.

This is “the reason I create art.”

 

To be truthful, having such a wonderful yet troubled brain can be difficult in conducting my daily life, and I can always feel the gap that exists between myself and others in social interactions.

However, I must continue to live in my community.

And so, I do what I can to conform myself within the framework that is society.

But I cannot simply strain uncomfortably within the bonds of convention, I must also grant myself a place where I can live in my natural state.

This is “the reason I must create art.”

 

Finally, humans are animals as well. And so, I wish to love humans, but my brain seems unable to do so.

The world as seen by humans, the world as sensed and experienced by humans. To think that these concepts form the entirety of this universe are perhaps proof of humanity’s greed and arrogance.

And so, even I am human too.